ここ数週間、どこの都道府県が住み良いのか、
どこの市町村が子育てに適しているのかなどを
色々な情報や書籍から拾っては分析しています。
私たちのコンセプトは「自分たちの食べ物を作る事」
であり、何か特別な作物に思い入れがある訳では
ありません。
本当は果物がいいのだけれど・・・。
先日のふるさと回帰支援センターで行われたセミナーでは
・農地取得の困難
・住民とのコミュニケーション
・5年は収入が安定しない
という障壁を説明者、体験者のどなたも同様に力説していました。
笑顔で説明しておりましたが、
「おいおい、気軽に農家なんて厳しいぜ」って言っている
感じがしてなりませんでした。
過去のテレビなどで「月に10万円もあれば暮らせる」なんて
夢みたいな事をやっていたが、鵜呑みにする人がいるに
違いないと・・・。
私も今の時点で「農業で生計を立てる」という事は
難しいと判断しておりますし、農業1本で食べていく
なんてつもりは毛頭ございません。
そんなお話をNHKの取材でお伝えしてきましたw
現在、私は個人事業主であり会社員ではございません。
妻も個人事業主の生活で慣れているから会社員の様な
収入の不安定さにも慣れていることと思います。
ボーナスも昇級もない自営業の生活には慣れが必要です。
現に私は今でも昇給の時期になると何だか世間の話が
非常に気になります。
つまり、自分は昇給もないのに世間様では過去最高などと
言われると非常に寂しいのです。
というよりヒモジイのです・・・。
そういった個人事業主の暮らしを会社員から農家に転職した人は
きっと同様に感じ、不安定な感じを受けるに違いありません。
恐らく・・・ヒモジイって思うに違いありませんw
というより暮らせていけなくないですか?
5年も収入が不安定なんて・・・。
やはり、ここは兼業を視野に入れた組み立てが必要であり、
妻とどのように作業を組み立てて、どのように兼業していくのかを
しっかりと考えなければいけないとつくづく考えさせられます。
年間150万円の支援金が国から出るようですが、恐らく色々と
条件がありでしょうし、あてには出来ませんよね。